2009年03月13日
お金のかからない娯楽
新幹線の車内での話。
サラリーマン風の男性の耳から、
ひょろ長い毛が飛び出ていた。
隣に座っている同僚と思しき男性は、
見て見ぬふりで、でも彼の目線は男性の耳毛に釘付け。
「立派な耳毛ですね」
声をかけたい衝動にかられて困った。
耳毛は、ボーボーより、一本ひょろり、の方が、
なんとか教えてあげなきゃという、周囲の人間の大きなお世話心をかきたてる。
鼻毛ひょろりより目につく確率は低いから、ま、いっか。
でも、耳毛のせいで、サラーりマンとしての能力を問われることはないんだろうか?
ロン毛で茶髪の人間が、本人の能力に関係なく、
チャラチャラしやがって、というレッテルを貼られるように、
耳毛を野放しにしている人間は、だらしがない、
とかって取引先で噂になってやしないだろうか。
あるいは、耳毛に気付かない上司のことなんて信用できない、
とかって部下(特に女子)から総スカンをくらってやしないだろうか。
奥さんは(結婚してるという仮定で)、旦那さんの耳毛を育ててるんだろうか。
とか。
そんなことをつらつら考えていると、
移動中の3時間はあっという間。
いつでもどこでも自分と脳みそさえあれば楽しめる。
妄想は最大の娯楽だ!
と思う、ホテルMフロントでした。
ありがとうございます。
こちらも応援よろしくお願いいたしますm(__)m
2009年03月13日 | Posted in ブログ | | No Comments »
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